日本は強い⁉︎②

日本が世界に誇る基幹産業、それは自動車産業です。

1台でも売れれば、最低でも売り上げ100万円というおばけ産業だからです。

そして一台作ろうとすると、エンジン(金属)、内装(プラスチック)、電子部品各々、ガラス、タイヤ、そのほか多数の部品が動きます。一般の車でいうと凡そ一台につき38万点の部品が必要になります。他業界をけん引するという役割も担っているので、いつも着目を浴びる産業となります。ですから経済のニュースでは
「新車販売動向」
が、機関投資家(投資を生業とする人々)から市場の景気動向を調べる大きな指標となるのです。
※ 米国雇用統計はまた別の機会に・・・
では、本題。

我々が乗っている自動車メーカーは世界的な規模でみるとシェア(市場占有率)はどのくらいなんでしょうか。

1位 トヨタ(これはみんな正解できる)
2位 フォルクスワーゲン(ドイツでは大衆車メーカーであるワーゲンが実は世界売上2位です)
3位 GM(ゼネラルモーターズ、ジェネラルモーターズ)
4位 ルノー日産アライアンス(日産は単独の会社ではありません。ルノーというフランスの自動車メーカーと共同出資し、定型を結んでいます)
5位 現代自動車グループ(これが前年度の新潟県統一模試で出ました。世界的規模で見れば実は非常に大きい会社です。韓国は実は自動車産業では強いんですよ。意外ですよね)
・・・
私が好きなホンダは実は
「9位」
です。

また、この図で見てほしいところは、各社出資し、株の持ち合いを強くし、資本、技術提携しているというところです。


物事をほんの少しだけでも、多角的に、俯瞰的にみてはどうでしょうかね~?


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