先日私の母校である通称高高(高校ではない。新潟県立高田高校の略)の2年生の生徒達が
「企業研修」
という名目で、色んな企業に各班に分かれて見学、研修をしてきました。
それぞれの生徒で違う企業を見て、研修を受けてくるので、感想は違うものの色んな収穫があったとのことです。
そして事前に与えられたプレゼン議題に対して
「去年やおととしよりもレベルがアップしている」
というフィードバックを受けて、色んな生徒が率直に嬉しいと感じたとのこと。私としても非常に嬉しいです。
生徒、先生、受け入れ先企業の皆さまお疲れ様でした。
3泊4日の日程だったそうですが、2日目には高高のOBで日立元会長の庄山悦彦さんの講演会に出席したとのこと。
※庄山悦彦さんの経歴はページ下部のウィキペディアリンクからお読みください
生徒からの聞いた庄山さんの言葉として、印象に残っているものは以下のものだったそうです。
「日本感覚の厳しいクオリティに対する視点が、国際競争力につながったのだと思っている」
というお言葉です。確かにその通りでしょう。
Made in Japan.はブランドだと思います。
ただ、それは「どの程度ブランド力があるのでしょうか」?
以下にソフトブレーン社長の宋 文州さんのツイートに載っていたJDパワーを基にした各自動車メーカーの100台あたりの不具合数を比べたものです。
※JDパワーに関してのリンクは下部に貼っておきます
日本人の殆どが知らない↓
— 宋 文洲 (@sohbunshu) October 29, 2017
①いま、品質が世界一の車メーカーは韓国の起亜だ
②日本の車メーカーは業界平均を維持するのは目一杯だ
③「日本スゴイ」の5年の間に日本車の品質が完全に落ちた
「日本スゴイ」、もっと頑張れ!
左:2012年、 右:2017年 pic.twitter.com/3RzIUNgQ6J
みなさん、レクサスが1位であると思いましたか?
2017年度の1位は韓国の自動車メーカーである「起亜」です。
※ 因みにレクサスは顧客満足度1位であることも事実です。
2018年度も見てみましょう。
日本車が外国車勢に対して後塵を拝しているのは事実ですね。
以下本文抜粋。
『日本車の不具合傾向として、クルマのハイテク化に伴い、オーディオ/NAVI関連や運転支援システムに関する不具合が増加しており、J.D.POWERでは今後の自動運転実現に向け、電子システムに対する信頼感を高める必要が有るとして、一層の改善を求めています』
簡単に品質が論じられる世界ではないにしろ、また品質指標としてどこに重きを置かれているかはわかりませんが、最近は日本車勢が後れを取っているのも事実です。
韓国ばかりを持ち上げるわけではありませんが、2016年度のスマートフォンの世界シェア1位は
「サムソン電子(ギャラクシーなど) 21.1%」
2位は
「アップル(iphoneなど) 14.6%」
です(※ 会社四季報 業界地図 2018年度版 より抜粋)
残念ながら、世界シェアを円グラフで見ても、国内最大手のソニーは
「その他」
に数えられていて、世界に対する出荷台数は書いてありません(悲しい・・・)
時にはこんな風に視点を変えてみることも面白いですよ。
だって、色んな見方が出来ますから!!
※ 庄山悦彦さんプロフィール
※ JDパワー本社リンク
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