まず最初に高校の先生の英語の授業には様々なスタイルがあるだろう。
ただ、高校の先生に限らず、塾、英語を教える人間が学ぶ際には必ず以下の本に一度は触れてきたことがあるはずだ
・基礎英文問題精講-3訂版-中原-道喜
・基礎英文法問題精講-3訂版-中原-道喜
上記には今年の新版第四版も出た。好みや得手不得手、なだ個人的差異はあれど、英語学習者、英語の教壇に立つものであれば、この二冊は必ず通る道ではなかろうか。そして
「これで英語は完成はしない」
が
「これで英語の基礎は完成する」
と私は思う。
どうして学校はこのような本をサブテキストとして使わないのだろう。
確かに、古めかしく、説教くさい(ある意味金言)という文がつまっている。
ただし、worksを可算名詞として訳せないと一発で×が着くようなシビアな問題もきちんと掲載されている。
手慣れた道具に改良を加え、自身で最新の問題傾向に触れていけば効率よく授業できるのにと思うのだが(単なるおせっかいか・・・)。
※ 因みに今年の8月に発売された第4版では全体的に易しく、丁寧になっている印象があります。時代背景も2018~9年までを考慮し最新のものに書き換わっているのが良い所です。
学校のスタイルを否定しているわけではない。良書を紹介しているだけである。良いものは良い。韓国や中国とはいかなくても、日本は腐っても受験大国だ。そこで80年以上ベストセラーであるというのは、なにか理由があると考えてほしい。
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