当校では今期、上越地域にて3年連続合格率100%を達成することが出来ました。
他地域を含めて10年連続合格率100%です。
ひとえに
「生徒自身の努力」
と
「親御様のご協力」
に基づき、これらが成り立っていると確信しております。
今後も精進していきます。
さて、話題は変わり、
ここからが本題です。
合格発表を見に行き、泣いている生徒を見ました。
おそらく結果が伴わなかったのでしょう。
この時受かった生徒である君たちは、その生徒に投げかける言葉を持ちません。
「勝者から敗者への言葉」
というものは、
戯言
に過ぎません。
そんなものは有りません。それが
「受験」
というものであり
「社会」
の縮図でもあるのです。
私が生徒達に学んでほしいことは
「このような事がたびたび起こるのが人生である」
という事です。
今回は功を奏し、合格した皆さんも、いつか不合格という立場に回るかもしれません。
考えてみてください。
あのイチローですら、メジャーリーグで3割打てたら御の字なのです。残りの7割は打てなかったという事です。
じゃあ、我々凡人と、いまだ現役で活躍するイチローとの違いは何でしょうか。
私が考えるに恐らくは
「反省の厳しさ」
ではないかと思います。これは、私自身にも言えます。
完璧なんて程遠いです。(自戒を込めて)
一番授業をこなした時には、一年で1000コマ以上こなしました。改めて振り返ってみても
「今日の授業は完璧で、誰にも文句言われない出来だったな」
といえるのは片手で数えるくらいのコマ数だったと自分では思います。
今回結果が伴わなかった生徒の皆さん。
何かしら反省材料はあるはずです。ですが、自分を責めることはしないでください。
親御様も、私たちの何かが悪かったのかと疑心暗鬼になる必要もありません。
彼ら、彼女らがお酒が飲めるようになったら解ると思いますが
「他人の自慢話」
ほどつまらない酒の肴は有りません。
「自分の失敗談」
というのは、不思議と面白いものなのです。
時間が君たちを救うというのも、実はあることなのです。
そして
「最短距離」
が
「最良の選択」
ではないこともあります。
人生何があるか解りません。
Be smart,sophisticated and powerful!
(知的で、洗練され、力強くあれ)
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