新受験生の皆さん。
何から手を付けて良いかどうか混乱している人もいるかもしれません。
先ずは
「将来の夢、希望の進路を念頭に置きつつ、志望校、学科を決め、勉強する必要のある科目を絞る」
これが第一です。
看護系を目指す理系(中間系ともいえる)の人に良くあるパターンは
「必要ないのに数Ⅲをとってしまった」
なんていうのはよく聞きます。使わないものを勉強するのは
「受験で合格する」
という意味では無駄です。
※ もし勉強したければ、大学に合格した後いくらでも勉強できますのでご安心を。
ですので
「自分の将来の夢、希望の進路」
を考えつつ
「志望校、学科、勉強する科目」
を決めましょう。時間は無限ではありませんので効率を重視してください。
次に
「センター本試験」
を解いて(時間無制限の方がいい)、自分のどこが足りないのか把握すると同時に、センター試験のむずかしさ、特有のクセを知って下さい。きちんと自己採点をして
「志望校までの距離」
と
「自分の立ち位置」
を客観的に見極め、残りの時間でどうできるかと現実的に考えましょう。
そして
「基礎」
「基本」
をやりましょう。
凡その
「進学校」
と呼ばれる学校に通っている人は、数学ならもう数Ⅲに入っていると思います。
つまり
「理論上はセンター数学で満点」
が取れるはずです。
でも取れる人なんてごく少数ですよね。
満点と言わずとも、数学で5割から6割くらいに届かなかったら
「基礎」
「基本」
が欠けている証拠です。
英語なら
「単語」
「熟語」
をこの時期に完璧にしてください。
古文なら
「古文単語」
「古文文法」
漢文なら
「句形」
をマスターしましょう。
基礎が固まっていない時期に
「数学の難問」
や
「英語の長文」
を解くことは、愚行どころかむしろ害悪に等しいと思ってください。
基礎基本を忠実に行う事は、単調で、地味で、根気のいる退屈な事です。
そして合格には遠回りに観えるかもしれません。受験生としては
「早く受験レベルの問題に取り掛かりたい」
と思うが本音でしょう。
ですが、皆さんが行きたいような大学に行っている先輩方は、この時期、基礎基本の反復という地道な訓練をしている方が大概です。
きちんとやっていれば、夏ごろから差が出始めます!!
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