夏が終わり、模擬試験を受け、中学校3年生の皆さんも進路選択について考える時期になってきました。
新潟県上越市で高校から入ることのできる一番上位の進学校は高田高校です。
「高田高校 普通科」(偏差値62~63がボーダーライン)
「高田高校 理数科」(偏差値65~66がボーダーライン)
※ 偏差値は新潟県統一模試を参考にしました
です。この学科は入学試験時に選ぶことになるので基本転学科することはできません。
生徒は迷います。
大体の塾の先生は、生徒の成績が良いと、塾の実績のために
「理数科受けときなよ」
とアドバイスします。
ですが、私はこれは安直な選択であると警告します。
理由は2つ。
「高校に入り、進路調べをしていくとやりたいことが変わり、無理に理数科でなくても別に損をしない」
為です。
「中学の理系科目と高校の理系科目は全く別次元のもので、中学で理系科目が得意だったからと言って、高校の理系科目についていけるという保証はない」
為です。
私の中学生に向けての進路のアドバイスとしては
「医学部医学科、東大理系、京大理系、東工大を目指さないのであれば普通科でもよい。逆に、上記の大学に行きたいという『本当に堅い決意がある』のであれば、理数科に進学したほうがよい」
というものです。
これから入試制度はどんどん変わります。だから、現状の私の結論も必ずしも正解というわけではないでしょう。ですが、私の現状のアドバイスは上記のとおりです。
実際、中学生が旺文社のパスナビ(おもに大学受験生が進学に向けての情報を集めるサイト)
で、将来の大学進学の科目まで調べる生徒はごく少数でしょう。
もしも高田高校に入りたくて尚且つ大学進学を希望し、普通科、理数科で迷っていたら、私は普通科を推します。
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