浪人する人たちへ②準備

恐らく大半の人が当てはまるでしょう。塾を経営しているからといって入ってほしいという事ではなく、人間と言うものはそれほど怠惰で弱い生物（自分を含め）であるということを認識してほしいのです。

勿論自宅浪人で成功した人も知っています。友人の姉ですが、法政大学に合格したそうです。当時の参考書を見せてもらったことがありますが

「あ、こりゃあ合格するわ」
って感じでした。もう、どこもかしこも書き込みだらけ。自分の注釈だらけでした。もう自分で参考書できるんじゃねェくらいな・・・

んで、浪人することになった人達
この時期に思い出づくりと称して
「免許合宿」
や
「ネズミの国」「ネズミの海」
などに行っているようではだめです。
浪人が決定した私はこの時期に、Duo2.0（当時はこれが最新だった）をやり直し、基礎英文問題精講を全て解き直し、今は絶版となってしまったが勇者を育てる数学Ⅲ・Ｃと天空へ理系数学（第一版）を全て解きなおした。つまり、英単語、英熟語、理系なら数学の基礎問題集くらいこなすことが義務です。
それぐらいできなければ、浪人する
「基礎学力」
も無いですし

「気力、根性」

すらないです。お先真っ暗です。もうあきらめましょう。ツイッターと５ｃｈで愚痴って下さい。塾や予備校の先生もクラス分けテストの成績、偏差値を知った上で授業をしますがそもそも
「既卒生」

という枠で授業を行います。おさらいは当然やりますが、本当に早いです。また、塾、予備校の先生も予習段階でテキストの半分以上は解けていると想定し、「ここで躓くであろう」という解釈をして授業を組み立てています。予習は当然です。予習は何としてでもやり遂げないと全く意味がなくなるのが
「既卒生の塾・予備校」

です。自動的に成績が上がるシステムを持っているのが塾や予備校ではありません。
予習でしくじってしまったとしても何としてでも
「復習」

で取り戻してほしいです。自力です。他力本願はやめましょう。断じてあってはなりません。