結論から言いますね。
「数学は、書いて、覚えて、真似ること」
です。
これは、私の言葉ではありません。早稲田大学名誉教授の寺田文行(てらだぶんこう)先生の言葉から引用しました。
※ 語弊が無いように言いますが、理解して書くという事は大前提です
昨日、春期講習でベクトルを受講し、センター模試のベクトルで満点を取った生徒が嬉しそうに報告してくれました。頑張りが数値や結果となってくれて、私も本当に嬉しいです。
その生徒は最初は本当に苦手でした。ベクトルの加法、減法など、指でなぞりながら始めるレベルで、講習最終日には、京都大学の問題が解けるようになりました。
じゃあ、どんな方法でやったのか?
・(理解する⇒)私の解法、解答を必ず理解する(特に「何を求めるべき」なのかを確認し「求めるべき解答」にたどり着くにはどんなルートを取るべきか、頭の中に羅針盤を作成する)
・書いて、覚える⇒そして、必ず一語一句漏らさずに板書する
・真似をする⇒もう一度その場で「生徒に先生役になり」解いてもらう
私の教え方として、他の塾、予備校の先生と違うところは、3番目です。
自分が解らないものは、ほかの人には絶対に説明できません。ここで理解の確認が出来ますし、仮に理解度が低く、多少曖昧な点があっても、インプット(入力:input)とアウトプット(出力:output)を並行しつつ、更に反芻(はんすう)し、理解が深まり、次へのステップへとつながります。
そう、次のステップとは
「自信の構築」
です。
劣等感<肯定感
という数式を、かかわる人に構築していくことが私の役割なのかも知れません。
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